上 訴 状
2004年5月23日
日本国東京入国管理局長 殿:
拝啓、初めまして私は中国上海在住のXXXと申します。大変恐縮ですが貴局に至急連絡致したくご無礼をお許し下さい。
この度 私は城西国際大学の経営情報学研究科 起業マネジメント専攻の今年4月期修士コースを入学合格し留学の為、貴国の在留資格認定を申請いたしました。しかしながら 2004年5月23日に、貴局から発行されました「在留資格認定証明書不交付通知書」及び「不交付理由書」を頂き家族共々驚いています。
(私の申請番号は 東学認C06-608616号です。)
不交付の理由は貴局に寄りますと「経費支弁者の総所得額から見て、経費支弁能力を有するとは認められません。」という事ですが、私はそういう理由に納得できません。もし宜しければ、もっと詳しい理由を教えて頂ければありがたいと思っております。
私は昨年上海大学日本語学部(輔修国際貿易)に卒業しました、大学在学期間中、私は日本語の授業を受け、更に国際ビジネス、経済学などの単位も習得しました。大学3年の時、私は経済経営学を勉強することを通じて、たいへん経営マネジメントに興味を持ちました。日本は世界第二位の経済先進国として、私の学習に値する企業の管理、経営の戦略などについての先進的な理念や知識が多々あると存じます。ですから、私は大卒以降そういう理念と知識を身につけるように、またこれからも日本語を磨いて行きたいと日本に留学することと決心しました。
家族も私のこの決心を非常に支持しています。両親は私の留学のため、数年の貯えを準備して多くのお金を用意しました。また、私の父親は会社員ですので、今後共安定した多くの収入があります。ですから、私の父の財務能力より2年間の留学期間中は絶対に一切の経費支弁することができると確信しております。
経費支弁者の資料は貴局の要求格式によって作成されますが、不十分な点等が有り 追加しなければならない資料がございましたら教えてください。こちから提出致します。
中国人の一部に不純な動機で留学をする人も居る事は聞いていますが、私は本当に学習を目的として日本に留学したいと思います。この事は信じて頂きたいです。
是非、再度留学のチャンスを与えて下さいます様にお願い申し上げます。
尚、お手数ですが 下記の電子メール 又は 住所に返答下さる様にお待ち申し上げています。
何卒よろしくお願い致します。
敬具
電子メールアドレスは:
住所:中国上海市 〒
上海 XXX