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今時の女

作者:未知 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2004-7-11 6:42:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

 若い女の子 先日学校に行く途中、私の前を若いカップルが歩いていました。女の子は今流行の肩のない服を纏っています。
 歩いているうち、女の子の服に何か異変が起きたようで、女の子はあわててそれを直そうとしました。またその風景を他人の目に漏らさないように男の子がすばやく彼女の前に立ちはだかるようにしたのです。
 幸いのことに、二人の秘密は彼らの向かいからやってくる二人のおばさん達に見られてしまっただけで済みました。
 けれども私はすれ違いざまに、「最近の女はすごいね!」というおばさんの言葉を耳にしてしまったのです。
 日本人の習慣からいうと、あの女の子はまだ子供ですが、その子供のことを「女」と呼んでしまうとは!
 それは、おばさんが彼女の生理上の早熟から下した判断なのでしょうが、さらに自分の気持ちも半分含んで、そういうふうに呼んだのでしょうね。
 まして、上の世代の女性達は今の女性に対する嘆きというか、驚異というものが全てその「すごい」に含まれているのでしょうね。


『日本の「高、大、全」』

 桜はまだちらほら咲いているというのに、花見する人影はもうほとんどいなくなってしまいました。過ぎ行く春の早いことよ!
 先週の週末はちょうど桜の見頃でした。毎年、桜は咲いてから散るまでおよそ一週間しかもたないのですが、たいていその間に休日と重なる日があるものです。ちょうど満開のころか、満開でなくても八分咲きのころです。
 ですから、普通はその日にみんなお酒をもって外へ花見に出かけるのです。するとそういう時は人出も最高潮、花見のピークになります。
 また、盛りを過ぎると必ず北から強い風が吹いてくるので、桜の花は風とともに空に舞い散って、まるで花の雪のようです。ですから、日本人はその風景を花吹雪と名づけたのです。
 見れば花吹雪はさすが奇観の一つといえるものでしょう!
 
 江戸時代の法官、遠山金四郎が主人公の時代劇があります。松方弘樹が遠山金四郎を演じます。主人公の遠山金四郎は事件を解くごとに、必ず犯人の前で自分の背中にある刺青の桜吹雪を見せるのです。それを見た犯人は完全無欠のヒーローの迫力に圧倒され、決まって肝が潰されたように地面にひれ伏してしまいます。
 中国ではかつて英雄といえば「高、大、全」、背も高く、立派で、目も大きく、弱点など以ての外、非の打ち所のない人物と相場が決まっていました。でも今ではそんな現実離れしたヒーローにはもうみんな飽き飽き、登場したとたんに「ああ、またか!」とガッカリするものです。でも日本にはまだ「高、大、全」の活躍舞台があるんですね!



『期せずして一致』

 花粉情報によりますと、今年は乾燥しているので花粉は平年より10倍も増えたそうです。私は花粉症にかかっていないので、あまり花粉情報を気にとめていませんでした。
 しばらくして、ある晴れ渡たった日に私が出勤すると、二人の同僚が相次いでオフィスに入ってきました。二人は前もって約束したかのように同じ日に、まるっきり同じマスクをつけて現れたのです!
 それを見た他の人は「えっ!!」と一瞬驚き、またすぐクスクスと笑い出しました。それからまた何日か過ぎて、花粉症でない人も普段よりくしゃみの回数が増えたようです。

 日本には、天気予報はもちろんですが、それとともに春には、花粉情報や桜前線情報が、夏には梅雨前線情報、秋には紅葉前線情報、また冬になるとスキー場の積雪情報などが随時報告されます。
 それは旅をしたい人にはとても便利だし、都市に住んでいる人にも季節の移り変わりを楽しませるのです。


『売り込みって難しい!』

 現物商売実物取引「うたい文句は正確に」、「自分の商品に自信を持て人の物より自分の物自画自賛」などの言葉は今となっては少し時代遅れになってしまったようです。
 ある時期、IT系の株式市場が非常に不安定だったので、証券マンたちはどうやって売り込むかについて頭を悩ませました。
 というのも顧客に対して、現在のIT株の値上がりをバブルではないと言い切ってしまうと、もし万が一本当に値崩れてしまうと、自分一人でそれだけの責任を負えなくなってしまうからです。
 でもバブルと呼んでしまえば、また商売人の本意に背いてしまうことになります。困ったあげく、証券マンたちは普段と違った方法で顧客を呼び寄せることにしました。
 「上等の株については良いという人もいれば悪いという人もいます。ですからその株が本当にいいかどうかは誰にも言い切れないのです。儲けのことをあまり気にしない方で、しかもお金に余裕のある方は、株を買い求められるよう、お勧めいたします。」と!

 日本では、現在一番人気のあるIT株は、ソニー、ソフトバンクとNTTdocomoの株です。今後その三社の株の行方がどうなるかは、専門家でも予測しにくいといわれています。つまり時の流れとともに……ということですね。
 以前は、会社が自社株を上場させるのは資金調達のためでしたが、いまは上場そのものが目的となってしまい、事業が成功するかどうかは逆に重要ではなくなってしまいました
 「尻尾と犬、どっちが先なの?」と聞きにくる人が現れることでしょうね。

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