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電車の中で

作者:珊珊  来源:贯通论坛   更新:2004-7-8 15:43:00  点击:  切换到繁體中文

 

 通勤風景
 
東京の地価は世界一だといわれます。ですから東京で働く人も、勉強する人も東京都内に住む人は滅多にいません。
  みんな東京の隣県に住み、毎日苦労とも思わずに1時間、2時間以上の電車に乗って通勤(通学)するのです。これはもう何十年も前から東京ならではのライフ・スタイルだと定義されたようです。
  今年の4月から、東京の某大学に受かった私は、九州から出てきて憧れの東京生活を体験しはじめました。
  私はみんなのように、東京の隣の埼玉県で部屋を借り、毎日3時間もの「電車の旅」を経て、家と学校まで通い始めたのです。   

  最初の頃、電車にまだ慣れていない私は、毎日ただひたすら本をぎっしり詰め込んだ鞄を持って満員電車に乗り、最初の駅から目的の駅まで、自分の前で悠然と座っている彼(彼女)が次のどの駅で下りるかとか、前に空席ができる可能性があるかどうかとか、今日は私が席に座る運があるかどうかとかのことばかり考えていました。
  空席が出る兆しが少しもないとき、諦めた私は車窓に映っている外の景色を所在なく見つめているばかりでした。線路から出たガタンゴトンという電車の音のリズムに合わせて、自分の体が振り子のように揺れ、心臓の動きもそのリズムになってしまいそうに感じました。ガタン・ゴトン・ガタン・ゴトン…、電車の旅は長くてつらいものでした。   
 
  ある日、それまで電車の中の人がみんなどうやってこの毎日つまらなくて退屈な長旅を耐えているのかを、これまで一度も知ろうともしなかったことに気づいた私は「私はなんて鈍感なんだろう!」と悔しく思いました。「きっと私と同じように電車の長旅を持て余しているのだろう」と勝手に思った私は、電車内を観察しはじめました。   
  東京はさすがに国際的な大都会なので、電車内の風景は世界の縮小版のようです。動かずにそのまま立っていても、肌の色の違う人々が目に入ります。
  みんなそれぞれ自分のことをしていてとても静かです。たまに何人かの「ガングロ」がうるさげに騒いだり、あるいは何人かのおばさんが世間話を楽しんでいるように、クスクス笑う声が聞こえてきたりしましたが。   
 
  車内では大きさが手のひらくらいの本を読む人が多いようです。見ないふりをしてそばの人が持っている本をちらりと眺めると、うっすらと「**文庫本」という文字が見えました。文庫本を見る人たちがドアのすぐそばにある肘掛に寄りかかったり、あるいは吊り下がっているつり革を握ったりしながらも、本人はすっかり本の中の世界に入り込んだようで、入れ替わる人並みに押されて行ったり来たりしても、ちっとも動じません。
  文庫本の持ち主と違い、分厚い漫画を苦労をいとわずに読む人も少なくありません。日本人の漫画好きは世界一だと以前から聞いてはいましたが、日本にきて、道端などいたるところできちんと整理された漫画本の山のような束を目にすると、まさかこれほどとは思いもよりませんでした。   
 
  新型の携帯電話は「皇帝の新服」のように次々とすばやく変わっていき、今日の最新型も明日になると旧型に失墜してしまうほどです。
  携帯電話は日本の若者のおしゃべりするための道具になり、電車中で、乗ったときから下りるまでずっと携帯のボタンを押しつづけている人はごく普通に見られます。
  ある友達が、携帯でメールを送れば1つのメールに2円しかかからないと教えてくれました。計算してみると50件のメールを送るのにかかるお金は、たった1個の格安ハンバーガーの値段にしかならないのです。
  携帯族が友達とメールのやりとりをするときの楽しみようを見ている私は「早く自分の携帯がほしい!」と思ってしまいます。   
 
  通勤族、つまり定年退職後、妻が言うところの「粗大ゴミ」になってしまう人達は、1日の疲れを電車の中で大胆に露呈してしまいます。
  その中には片手でつり革を掴み、60~70キロの体をすべてその手に任せて眠ってしまう人も少なくありません。その技は少林寺のお坊さんのカンフーと比べても、勝るとも劣らないと言えるでしょう。
  また、ほら、顔は天井に向き、はあはあと酒くさい息を吐き出して、蟷螂の足跡のような皺が閉じた目の周りに走っているあの姿!そんな醜態を見せてかまわない人は、日本では「オヤジ」と呼ばれる人しかいないでしょう。   
  知らず知らずのうち、見ないふりをしながら周りの人々を観察することは私の電車旅に欠かせない時間つぶしの一つになりました。
  ときどき私は神に感謝するような言葉をいいたくなります。それは神のおかげで違う人間が生まれて、私に彼らを観察する機会を与えてくれ、そして私はいろいろな物語を想像して、日記に記すことができたからです。
  いつからか私は長い電車の旅が楽しみになりました。


 

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