您现在的位置: 贯通日本 >> 留学 >> 留学感受 >> 正文

一体誰のせい?

作者:王伝喜  来源:贯通论坛   更新:2004-7-6 8:15:00  点击:  切换到繁體中文

 

 農村風景 ――車は夜の中を走り続けています。窓を通して外の夜景を見分けようとして目を凝らすと、外は農村だということが分かりました。
 車内には他に二人が座っています。一人は僕の友達の甲君です。もう一人は甲君の友達の乙君でした。
 
 彼らは今回の旅の経緯を知っているようですが、僕だけは今どこに向かっているのかすら、分かりませんでした。
 ただ知っているのは、甲君が近くのどこかに少し寄り道をして、用事を済ませたらすぐに帰る、ということだけでした。
 
 実は、今日朝ご飯からずっと今まで、僕は何も食べていないのです。
 午前中、僕達一行は甲君の開いているお店に立ち寄った時に、ラーメンでも一杯どうだと勧められたのですが、でもタダでお店にご馳走になるのもちょっと失礼だと思って、遠慮してその好意をお断りしたのです。
 しかし、その後ずっと忙しくて、結局今だにご飯を食べる時間もなく、さっきからお腹はグウグウ鳴りっぱなしです。でも仕方がありません。我慢するしかないですね。

 目的地につく前、二人が今から会いに行く人にプレゼントしようということで、ビールを買うことにしました。レジの前で、二人が争いながら支払いする様子を見て、かなり久しぶりにこういう風景を見たなと、懐かしく思いました。最終的に、甲君がお金を払ったのですが、乙君は今度こそ俺に支払わせてくれ、と言っていました。
 再び3人が車に乗り込み、まもなく木造のアパートの前で、車は止まりました。僕ら三人は、一番奥にある部屋に向かいました。中に入ると、ちょうど二人の男性が顔を洗っているところでした。仕事から帰ってきたばかりのようです。
 彼らと挨拶を交すと、その訛りがとても強く、すぐ彼らが北部のS省の人だということが分かりました。かつて僕はネット上で誰かが、この省出身の人がいかにおとなしいか、ということを一所懸命論じている文章を読んだ覚えがあるのを、ふと思い出しました。
 
 なお、この部屋は、玄関とダイニングルームが一つになっている典型的な2DKです。中には二つの部屋があり、手前の部屋には、テレビと冷蔵庫の他に、コタツが置かれています。奥の部屋はがらがらで、たぶん寝室にしているのでしょう。僕らは奥の部屋に案内されて、部屋の主人はその大きなコタツをこちらに運び、お茶を入れてくれました。
 彼らがそうこうしているうち、乙君は彼らに最近の仕事のことを聞き始めました。すると、「3月からこっち、月に10日くらいしか仕事がないので、殆ど休んでいました。」と一人が答えたのです。他の二人も同じだそうです。
 こうして僕は、この部屋の住人は3人であり、ともに中国S省からの研修生だということをはじめて知ったのです。ここの2人の他にもう一人、今日はちょうどお休みの日で、友達の家に遊びに行っているため、留守にしているということでした。
 
 乙君は、彼ら研修生たちがあまり仕事がないと聞くと、すぐに電話をかけ始めました。電話先はこれらの研修生の受け入れ先の会社のようです。
 乙君は電話を終えると、仕事が少ない理由を研修生たちに説明し始めたのです。乙君の話によると、3月は日本の企業の決算時期なので、予定している仕事はまだ来ておらず、会社の人も殆ど休んでいるし、これはどうしようもないことで、今は4月になったから、これからは仕事も正常に戻るだろうということでした。
 その時、もう一人も洗顔を終え、奥の部屋に入ってきました。甲君はさっそく今日の本題に入りました。
 
 甲君は研修生たちに「研修日誌」を見せてほしいと要求しました。すると二人は、日誌はつけておらず、日本語のいくつかの単語しか書いていないと答えたのです。
 「そりゃだめですね。今年から日本の入管は研修生管理をさらに厳しくしていて、ビザ申請するときに、研修日誌がチェックされるかもしれないから、これから毎日日誌をちゃんとつけて、ビザを申請するときに出せなければ、ビザが下りないかも知れないですよ。
 だから、あなた達は必ず日誌を書いて下さい。そうでないと、ビザを貰えなくて帰国するしかないかもしれませんよ。」と、甲君は警告をしました。
 ここまで話を聞いて、やっと、これらの研修生を受け入れるための中国側と日本側の仲介役が、甲君と乙君だということが分かったのです。普段の研修生の管理も、彼らに任されているようです。
 
 続いて乙君は、研修生達に最近の日本側の社長の態度を聞いてみました。この前、乙君とその社長とが話し合いをした後は、社長の態度も少し緩やかになりましたが、依然「クビ」の言葉をよく口にすると、二人は言ったのです。
 「クビを決めるのは彼一人じゃないから、安心して下さい。私達がまた会社と交渉しますから。ところで、会社から任された仕事を、ちゃんと出来るようになりましたか?」と乙君は聞きました。「いやあ~、今の状況ではまだ上手く出来ないですね。」と、二人は答えました。
 すると乙君は「二人とも、本当にパイプ技術工をやったことがあるのですか?」と一言、急に厳しく問い、研修生の二人はすっかり黙り込んでしまいました。
 
 このときの乙君は、ちょっと頭に来ていたようで、「やったことがあるかどうかなんて、隠せることじゃないですよ。僕の弟は昔パイプ技術工だったので、一人で自宅の蒸気暖房装置をしっかり取り付けたんですよ。パイプの配置、材料詰、封ずること、ピンからキリまで全部一人でです。
 5年どころか、1年ぐらいやった人でも、あなた達のように何もできないなんてことはない筈ですよ。まあ、かつてやったことがないにしても、もう3ヶ月が過ぎたんだから、見てるだけでももう出来るようになる筈です。
 日本人のパイプ技術工の仕事道具は30種類にも満たないし、毎日一つの道具の使い方だけを覚えたとしても、今なら全部の使い方が頭に入ってる筈ですよ。
 さっき甲君があなた達に‘錆止め油’の日本語を聞きましたけど、‘知らない’なんて恥ずかしくないんですか!?」と、きつい言葉の連発でした。
 
 甲君も、「日本側の会社は、パイプ取り付けの経験が5年以上ある技術工を募集していたのに、あなた達は、各自の申込表に5年以上の経験があると書いたにもかかわらず、ここに来てみたら経験者が一人もいないじゃないですか!3人の中に一人でもいたらまだ話す余地があるけど、一人もいないなんて、どういうことなんですか!?」と責めたのです。
 研修生の一人は言いました。「本物は偽物にはならないし、偽物は本物にもなれません。申込表は私達本人が書いたものではないんです。そちらの会社のそういう条件も一切知らなかったんです。知っていたなら、僕は来るはずがないですよ。」と。
 「じゃ、それは会社側があなた達の代わりに書いたということですか?もしそうなら、あなた達が知っているだけのことを全部書いて、僕は先方の会社と交渉に行きます。今、日本側の会社は僕らのことを詐欺だと責めているんですよ。
 最初僕は、その表はあなた達が自分で書いたものだと思っていたんです。今ようやっと経緯を知ったので、まあいいですけど。もう日本に来てしまったからには、あなた達個人に責を負わせる訳にはいきません。双方にとって良い結果をもたらさなくては。もし、本当にあなた達の言った通りなら、今回のことは会社の方に責任がありますね。」と甲君は言いました。
 真剣に話している甲君を見て、研修生達は再び黙り込んでしまったのです。
 
 ここまできて、甲君はようやく今日の本意を打ち明けました。「今の状況は非常に良くないです。もう僕らは日本側の会社から詐欺犯として見られてしまっていて、その上で日本側と交渉に入らなければなりません。僕らはこちらから出した人が先方の条件を満たしていないので、まったくの受身の立場なんです。
 今の研修手当てを少し低い水準にまで下げて、先方にあなた達の仕事を増やすようにお願いして、いつかあなた達の腕前が会社側の条件を満たしたら、また手当てをもとの水準に戻すという方法しかないんです。
 ほら、これは僕が用意した書類です。もし、あなた達に異議がなかったら、ここにサインをお願いします。こうすることで僕らは少しでも交渉しやすいですしね。」と、甲君は一枚の紙を出したのです。
 さっきからずっと黙っていたもう一人の研修生が口を開きました。「賃金を下げろといったって、いったいいくら下げるつもりなのですか?僕らもいろいろ計算しなくちゃならないんですよ。もし、苦労したあげく、結局元本を埋めるだけのお金が稼げなかったら……。
 僕らはここに来る前に、派遣会社に1万5千元を出したし、また会社にも7千元ほど出したのです。今のままじゃ、僕らは日本で食事するだけのお金しか稼げなくて、後は何も得るものがないことになってしまう。」

 「確かにあなた達はよく計算したほうがいいと思います。今の仕事が少ないと不満に思っても、これは他人を責められないことです。責めるなら原因はあなた達自身にあるのですよ。 
 最初、日本側の社長があなた達を迎えに行ったとき、自らスーツを着込み、奥さんにはスカートをはかせ、社員全員に正装させて迎えに行ったのですよ。彼らがあなた達のことをいかに重視しているか、それを見るだけで分かるはずです。しかし、あなた達ときたら毎日ずっと同じ作業服ばかり着ているでしょう。汚いですよ。
 日本の会社にしてみれば、中国のパイプの質は日本より劣っているから、中国人パイプ技術工は日本人より腕が良いのです。中国の暖房装置は蒸気を使っていて、あれが高圧であるにもかかわらず、中国人はとても粗末な道具を使い、蒸気が少しも漏れないほど上手にパイプを取り付けることができるからです。
 ですから、あの会社は研修生を受け入れるなら、中国人のパイプ取り付け技術工を欲しがったのです。しかも、社長は自ら中国に面接に行ったでしょ。結局面接した3人は来なくて、あなた達が来てしまったのですが。それでも、彼は変わらずあなた達を暖かく迎えたのです。でも、その報いはどうだったのですか?」
 工場の様子
 そこで研修生の一人が口を挟みました。「今日僕らはそこの社員と同じ仕事をやりましたよ。でも、僕らを指導する社員ですら、
一つの仕事を三回も繰り返して
やっとできたくらいなんですよ。」というのです。
 「彼は三回繰り返して出来たけど、あなた達は繰り返しても出来るのですか?先方の会社は中国人が日本の作業図を分からないことを知っているので、彼らはあなた達にその辺の知識を要求していません。
 あなた達が技術の面でのプロとして扱われているからこそ、朝ミーティングをして、作業図を分かる人にあなた達に説明をさせてから、後あなた達が各自独立して担当する部分をやり遂げるという予定だったんですよ。
 なのに、実際仕事をしてみたら、あなた達は何も出来ないじゃないですか。今でも補助の仕事しかできないでしょう。もともと土曜日も仕事をする予定でしたが、あなた達は独立して仕事ができないし、しかも補助の仕事もそれほど多くないので、仕方なく
土曜日は休ませるしかない
んですよ。
 ところでちょっときついかもしれないけど、あなた達自身も努力する気がないですね。今は出来なくても、がんばって学べば出来るようになるものです。日本人の一所懸命なところを少し見習って下さいよ。今、先方の社長も実に困っているんです。
 彼はもしこれ以上ダメだったら、あなた達に土掘りの仕事をやらせようと考えていていたのですが、あなた達がその仕事ができるかどうかをも心配しています。この前、彼は新しい堀削機を買うお金がないから、古いやつを買って来るように僕に頼みにきたのです。
 今あなた達はお金が稼げないと文句を言うことが出来ますが、僕の苦労は誰が聞いてくれるのでしょうか?日本の社長が中国に出張するための費用は、食、住からチケットまで、全部
僕の自腹ですよ
。仲介をやってお金を稼ぎたかったのに、結局ひどい損を負わされてしまいました。
 また、日本の社長はあなた達のために、部屋の敷金と礼金を60万円も出したのですよ。彼が金儲けしたと言えますか?もともと、あなた達3人を始めとして、後は毎年30人ぐらいの研修生を派遣するつもりでしたが、しかし今のようになってしまっては、もう
後はありません
。あなた達と会社はもうS省の人にたっぷり恥をかかせましたよ。」
 
 沈黙……。時間は夜の10時を過ぎました。外出していた研修生はこの時戻ってきました。互いに簡単な挨拶を交して、甲君と乙君は今日の来意を簡単に説明しました。
 思いのほか、この人は確かに長年のパイプ取り付けの経験を持っていて、ただそれは建築ではなく機関車製造だったと言いました。しかも申込表も
自ら書いたものだ
と言ったのです。
 彼の話を聞いて、甲君は前に3人の申込表を見たとき、確かにみんなが書いた字だったということに気が付いたのです。
 甲君は言いました。「経験があるなら良かったですね。じゃ、みんな各自の出来ることを全部書いて、僕に見せて下さい。今日はとりあえずこの紙をここに置いておきます。みんなよく考えてよく計算して下さい。また来ますから。こちらが少し妥協しないと、交渉は難しいですよ。」
 
 用事はやっと終わりました。乙君は車で僕と甲君を上野まで送ってくれて、あまりに時間も遅いので、食事もせずに、草々に挨拶を交わして、僕ら3人は各自の家に直行したのでした。
 その後、ゆっくりこの日の体験を振りかえってみると、今回のことは、そもそも最初は三者ともに有益なことだったはずなのに、結局メチャクチャな結果になってしまったのです。
これは一体誰のせいでしょう?


 僕自身かつて
国営工場に勤めていたこともあり、やはり今回はあの国営工場の責任ではないかと思います。中国の国営工場はまるで一つの村のようで、中の人間関係は複雑に絡み合っています。しかも、三世代が一つの工場で働くことも多いのです。
 ですから、ほんの少しの個人利益に関わることでも、
コネがないと通らない
のです。ほら、前に面接を受けた人は3人とも来ることができなくて、結局来た人は条件に満たない連中ばかりだったでしょう。
 このことから、すでに国営工場の問題が露呈しています。国営工場と久しぶりに巡り合った訳ですが、依然としてかつてのままのようです。
 これは一体どうしたら良いのでしょうかね……。


 

留学录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇留学:

  • 下一篇留学:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    日本留学生省钱小技能解析

    中国研修生在日境况牛马不如

    去日本留学:一年的费用是多少

    盘点日本留学之必带物品

    申请日本留学的常见问题分析

    申请日本留学误区解析

    广告

    广告